保育方針

「一人ひとりを大切に」を園の保育理念として、「元気で落ち着いた子ども」を目指して保育を進めています。

緑あふれる園庭にはたくさんの虫が訪れ、ダンゴムシ探し、蝉捕り、チョウの幼虫の飼育など、子どもたちを楽しませてくれます。

また、グミ、ブラックベリー、夏ミカン、イチジク、柿等々、季節ごとに数多くの果樹が実をつけます。

年長児はバケツ稲栽培にも取り組み、稲刈りや脱穀、もみすりを体験してお米を食べます。

給食も手作りにこだわり、旬の食材を使った献立で、和食や薄味を意識して取り組んでいます。

園内の環境も木の温もりや手作りのものを大切にしています。

保育園がもともと工芸繊維大学の跡地にある事などをきっかけに10年程前から蚕飼育を始めました。

春と秋に千頭近くの飼育に取り組み、地域の方々にも手伝ってもらい生糸を取っています。

また繭を活かしてクラフトにも取り組んでいます。蚕が縁で様々なつながりが広がっています。

共に子育てをするパートナーとして保護者の方々とも共同して保育環境をつくっています。

保護者会活動も活発で11月には保護者会主催のバザーを開催。

園庭整備のお手伝いなど様々な関わりを持ってもらっています。

これからも、一人ひとりの子どもが自分らしく、子どもらしく、

仲間との遊びや生活の中で共に育ち合える保育園でありたいと思っています。

                    園長 池添 鉄平